日本を代表する劇場として真っ先に挙げられるのが、歌舞伎座です。ユネスコの無形文化遺産に登録されている日本の伝統芸能歌舞伎の専用劇場である歌舞伎座は、東京の銀座にあり、海外からの観光客が大勢訪れることでも知られています。
初代歌舞伎座は1889年に開場し、その後改築や再建を経て、第2次世界大戦中に一部を残して焼失しました。戦後に再建され、1951年から第四期歌舞伎座で再び興行が始まりました。当時は歌舞伎以外にも様々なイベントが行われ、1986年に歌手で女優の森昌子が引退公演を行ったのも歌舞伎座でした。
第五期歌舞伎座の誕生
2000年代に入り老朽化が目立つようになった歌舞伎座は、2010年に一旦閉場しました。2013年に誕生した現在の歌舞伎座は歌舞伎専用として運用されています。